洋服を脱ぐのも、脱がされるのも、キスをするのも、されるのも、もどかしかった。<br />会いたかった。<br />好きだった。<br />好きで好きでたまらなかった。<br />だから、だからこそ……言えないことがある。<br />守らなければならないことがある。<br />二度と会えない人がいる――。<br />抑えきれぬ想いとすべてを捧げる愛。<br />涙なしに読めない本物の大人の愛のかたちを描いた至極の恋愛小説。<br />