幼児ふたりを殺した罪で、確定死刑囚となった男。<br />鬼畜とよばれたその男、望月は、法廷でも反省の弁をひとことも口にしなかった。<br />幼い姉弟は死ぬべき存在だった、とも――。<br />本書の「編纂者」はこう書いている。<br />「人の悪行を全て悪魔のせいにできるなら、これほど便利な言葉はない」。<br />あなたには真実が、見えましたか?