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みすゞと雅輔(新潮文庫)

「みんなちがって、みんないい。
」小さな命の輝きを詠った金子みすゞ。
弟の雅輔(がすけ)は幼くして養子に出され、みすゞを姉と知らずに文学の友となる。
新発見の雅輔の日記から浮かび上がる二人の文芸への情熱、青春の光と影、愛と嫉妬、みすゞの自死、永遠の別れ。
大正デモクラシーに生まれた童謡詩が、戦争にむかう昭和に衰退する時代背景を描きながら、知られざるみすゞ像に迫る、画期的伝記小説。
(解説・片山宏行)




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