家族狩り (第一部〜第五部)合本版(新潮文庫)
高校教師・巣藤浚介は、恋人と家庭をつくることに強い抵抗を感じていた。
馬見原光毅刑事は、ある母子との旅の終わりに、心の疼きを抱いた。
児童心理に携わる氷崎游子は、虐待される女児に胸を痛めていた。
女子高生による傷害事件が運命の出会いを生み、悲劇の奥底につづく長き階段が姿を現す。
山本賞受賞作の構想をもとに、歳月をかけて書き下ろされた入魂の巨編が、いま幕を開ける。
※当電子版は新潮文庫版『家族狩り』第一部〜第五部をまとめた合本版です。
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