家族、学校、自然、思い出、風と香り――どうか故郷を、福島を返してほしい。<br />国語教師である福島在住の詩人が、被災以来、憑かれたようにツイッターで詩を書き続けている。<br />怒りと悲しみ、絶望と希望、そして死者たちへの鎮魂。<br />そこに暮らす者にしか産み出せない言葉をつむぐ。<br />俺は修羅だ、詩を書き続けるしかない!