「我々は、ウインドシア六本木をビルジャックした!」。<br />ビル会社社長を人質にとり、最上階に立てこもる犯人。<br />地上で手をこまねく警察を前に、17階のオフィスにいた船津康介はある奇策を思いつくが……。<br />最先端技術を極めた都市の要塞と、どんな時代も変わらぬ人々の「思い」が交差する、どんでん返し満載の城攻めサスペンス。<br />