詩人はいつも宇宙に恋をしている。<br />作者にも予想がつかないしかたで生れてきた言葉が、光を放つ。<br />「夜のミッキー・マウス」「朝のドナルド・ダック」「詩に吠えかかるプルートー」そして「百三歳になったアトム」。<br />ミッキー・マウスもドナルド・ダックもプルートーもアトムも、時空を超えて存在している。<br />文庫版のための書下ろしの詩「闇の豊かさ」も収録。<br />現代を代表する詩人の彩り豊かな30篇。<br />