気鋭のゲームクリエーターになった32歳の光太。<br />自社のゲームが不祥事に見舞われるが、チュベローズ時代の仲間たちの助けを借りて、事態は会社を罠に嵌めようとする組織の裏工作だと突き止める。<br />上司の八千草とともに収拾に奔走する一方、光太は美津子の甥であるユースケとともに、彼女をめぐる真相に向き合うことになる――。<br />衝撃とカタルシスに溺れるジェットコースター・ミステリ、完結編。<br />(解説・大森望)