定年後の嘱託も辞め、独り暮らしの沖本信也。<br />そこに幼い少女を連れた女性が現れた。<br />テロと銃撃が横行する日本で、信也は二人を守り抜くと決意。<br />役所勤めの経験を生かし、意外なルートで軍事境界線を突破、あらゆる危機を回避していく。<br />だが、なぜそこまで身を懸けるのか? 緊迫の頂点で、秘めた言葉が血と嗚咽とともに迸る!