警官の血(上下)合本版(新潮文庫)
昭和二十三年、警察官として歩みはじめた安城清二は、やがて谷中の天王寺駐在所に配属される。
人情味溢れる駐在だった。
だが五重の塔が火災に遭った夜、謎の死を遂げる。
その長男・安城民雄も父の跡を追うように警察学校へ。
だが卒業後、その血を見込まれ、過酷な任務を与えられる。
大学生として新左翼運動に潜りこめ、というのだ。
三代の警官の魂を描く、空前絶後の大河ミステリ。
※当電子版は新潮文庫版『警官の血』上下巻をまとめた合本版です。
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