ここにとある少年がいた。<br />小学校時代に過酷ないじめに遭い、自己を喪失していた少年の心中には憎しみと悔恨しかなかった。<br />そして、18歳の時に少年事件を起こし、監修される。<br />しかしその後少年は立ち上がり、戦場に赴いた。<br />時には人を殺すことが善いことも有り得るが、心のわだかまりは消えない。<br />善と云う観念を喪失した少年の行きつく先には何が待っているのだろうか?