高三のナツは今まで彼氏ができたことがない。<br />どうしても忘れられない人がいて、その彼の記憶が消せないのだ。<br />「あの時、気持ちを伝えていれば」「もう一度会って話がしたい」。<br />そんなナツの願いが、思ってもみなかった形でかなえられることになり…。<br />第一回JUNON恋愛小説大賞・大賞受賞作