記憶シリーズ
オゾンの匂いがきっかけで、脳裏に蘇った幼馴染みの面影。
幼少の一時期をすごしたあの小さな村で、私の唯一の遊び相手だった女の子。
やがて家の火事で両親は焼死、私は村を離れた──。
記憶に導かれ、村を訪れた男が見たものは!?(「蒼い記憶」)。
いい大人のくせに、私はなぜか床屋が怖い。
剃刀も、頭を洗われるのも……旅先で仕方なく入った床屋の椅子で、古ぼけた鏡の中に写った風景が、何十年ぶりの記憶を呼び起こした──(「鏡の記憶」)ほか、粒揃いのホラー12篇!
更新中です。しばらくお待ちください。