『密室蒐集家』で第13回本格ミステリ大賞を射止めた著者がミステリ人生のすべてを賭けて贈る渾身作。<br />キャリアながら《警視庁付属犯罪資料館》の館長に甘んじる謎多き美女と、一刻も早く汚名を返上し捜査一課に戻りたい巡査部長。<br />図らずも「迷宮入り、絶対阻止」に向けて共闘することになった二人が挑む難事件とは――。<br />予測不能の神業トリックが冴え渡る、著者初の本格警察小説!