生真面目で好奇心旺盛な雑誌編集者の彩子、ボーイフレンドと長続きしない歌手志望の町子、金儲けが趣味のOL美紀。<br />同居生活を送る3人が、それぞれの恋愛と仕事を通して、人生の面白さに目覚めていく。<br />軽やかなユーモアをまとって描かれる、恋愛の喜びと哀しみ、自立と結婚、「女の真実」と「男の典型」──人生を謳歌する女たちの姿がさわやかな感動を呼ぶ傑作長篇。<br />昭和42年に執筆されたこの作品には、今と変わらない女性の悩みと喜びが満載です。<br />