大江戸ゴミ戦争
下ッ引きの惣吉が考えた新商売は、正月飾りや供物を集めて焼却する‘お送り屋’だったが……「くくり猿」。
ゴミ取り人足、佐吾平に儲け話が舞い込んだが、その瓜の摘み取りにはどうも妙なことが……「瓜長者の野望」。
医者のぐうたら息子・小金吾は町の発明家、この度ひらめいたのは生ゴミを利用して高価な初物の促成栽培、当たれば大儲けのはずが……「ひらめき息子」。
大量のゴミ処理は江戸でも万人共通の悩み。
今も昔も変わらぬゴミの問題をユーモラスに描く歴史短篇七篇。
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