四国統一を成し遂げ天下を夢見るも、関ヶ原で敗北。<br />山内政権下で「下士」へ転落し、雌伏の後、明治維新を機に家名復活へ──。<br />秦の始皇帝を遠祖とする名門一族の興亡を、長宗我部元親の末弟、親房から17代目の当主・長宗我部友親が描く。<br />末裔でなければ書けない史実の数々は、70代、2000年に及ぶ血脈の「大河の一滴」までさかのぼった、まさに歴史のロマン。<br />長宗我部元親の原点がここにある!