城林大学ミステリ研究会で開催される「犯人当てイベント」。<br />これは部員の書いた小説を推理しあう、年末の伝統行事だ。<br />イベント当日、部員たちは部室に入るなり‘悪臭’に気づく。<br />漂う臭いの元には、その名を口にするのも憚られる‘ある物体’が! 密室状態の部室で、犯行が可能だったのは誰か、動機は何か、そもそも何でこんなモノが…。<br />信じられないような実話をモデルに書かれた予測不能の推理合戦、驚愕の結末とは!? 作中の犯人当てイベント用小説を特別併録。<br />