蛇鏡
婚約者と奈良の実家に帰った玲は、かつて姉の綾が結婚目前に首を吊った蔵にはいる。
姉の遺品に見つけた、珍しい蛇の浮き彫りのある古鏡。
その日を境に、玲の心の中で何かが変わっていく。
近くの発掘現場で掘り出された、ふしぎな水濠址。
祭りを前に一人焦る、神社の神主。
もうじき「みぃさんの祭り」がやってくる……連子窓からひっそりとお互いを覗きあう古い町で、何かが起ころうとしている。
神代の闇から語りかけてくるのは誰? 人の心の移ろいを描き出す傑作伝奇ホラー小説。
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