喧嘩に明け暮れ、若くして極道の世界に飛び込んだ‘とっぱくれ’(はねっ返り者)村上ギイチ。<br />組織内でひたすらてっぺんを目指すが、自分を拾ってくれた兄貴分の美山と「親」である松原の極道者としての生き方に隔たりが見えはじめ、二人の間で微妙な立場に立たされる。<br />「極道者がのしあがっていくのに必要なのはゼニと力。<br />せやけど一番大事なのはハートや。<br />男の気骨を大事にせえ」。<br />正念場でギイチが選んだ道は…! 不器用だがまっすぐに生きる、一人の極道者を描く!