長崎奉行所秘録 伊立重蔵事件帖
江戸時代の長崎を舞台に、奉行所の与力格・伊立重蔵が活躍する書き下ろしシリーズも、いよいよ最終章です。
長崎に偽装したイギリス船が現れた「フェートン号事件」に、重蔵はこれまでに培った人脈──錺職人から裏社会の男、さらには阿蘭陀人、唐人まで──を駆使して立ち向かいます。
銃弾も飛び交う激しい攻防の結末は? その時長崎奉行は? 出島を抱える町ならではの異国情緒を最大限に活かし、この町でしかありえない最大級のスケールでおくる、迫力の1冊です。
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