キャサリン・ダンス
人間嘘発見器キャサリン・ダンス第四作!捜査の第一線から外されたキャサリン・ダンス、パニックを凶器に無差別殺人をくりかえす卑劣な犯人を追う。
‘人間嘘発見器’キャサリン・ダンス捜査官が「無実だ」と太鼓判を押した男が、実は麻薬組織の殺し屋だとする情報が入った。
殺し屋を取り逃がしたとして、ダンスは麻薬組織合同捜査班から外され、民間のトラブルを担当する民事部に異動させられた。
そこは拳銃の携帯も許されない窓際――彼女に割り当てられたのは満員のコンサート会場で観客がパニックを起こして将棋倒しとなり、多数の死傷者が出た一件だった。
だが現場には不可解なことが多すぎた。
観客は会場の外で焚かれた炎の煙で火事だと誤解し、殺到した非常口はトラックに塞がれていたのだ。
この惨事は仕組まれたものではないか? 人々を煽動し、死へと走らせる何者かがいる。
独自の捜査を開始したダンスだったが、犯人はまたもや死の煽動工作を実行した! 卑劣きわまりない愉快犯。
そして麻薬組織の殺し屋をめぐる捜査。
尋問の天才キャサリン・ダンスを二つの難題が追いつめる。
二度読み必至、読者に背負い投げを食わせる好評シリーズ第四弾!
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