『贄の夜会』の警視庁捜査一課大河内班が再登場!腐乱死体となって発見された16歳の少女・舞子は妊娠していた。<br />援助交際、ネットカフェ難民――地方の養護施設から逃げ出し都会をさまよう舞子は、腹違いの弟を死に追いやり保険金を奪った叔父の行方を追っていたという。<br />無縁社会を生きる若者たちの孤独を噛みしめ奔走する警視庁捜査一課大河内班の刑事たち。<br />解説・中辻理夫