ともえ
源平から元禄。
時空を越えたファンタジー近江義仲寺で運命的な出会いをした松尾芭蕉と智月尼。
最晩年の芭蕉のプラトニックな関係と、巴御前との魂の交感を描く歴史時代小説。
大津にある義仲寺、その境内にある巴御前の塚に額ずく一人の尼に、声を掛けたのは旅の途中の松尾芭蕉であった。
そして芭蕉最後の恋が始まるのだった。
その尼・智と芭蕉の淡い恋に、遥か五百年の時空を越えて巴御前と木曾義仲の縁が美しく絡む。
近江と鎌倉を、そして過去と今を往還する純愛ファンタジー。
解説・島内景二
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