明治乙女物語
選考委員の圧倒的支持を受けた、第二十四回松本清張賞受賞作明治中期、高等師範学校女子部に通う夏と咲たちは、鹿鳴館の舞踏会に招待を受ける。
そこには暴徒の魔の手が忍び寄っていた……。
女に学問はいらぬという世相にあらがいながら、「戦う乙女」として躍動する少女たちの群像劇!選考委員大絶賛!石田衣良「文明開化時の女生徒の群像劇で、どのヒロインにもきちんと見せ場をつくったのは見事」角田光代「ここで描かれる女子教育の問題、社会的役割における女性性は、現代にも通じている」葉室麟「これまであまり書かれていない歴史のエピソードを積み上げているのが新鮮だ」三浦しをん「登場人物を心から応援し幸せを祈らずにはいられない、胸打たれる物語だ」中島京子「森有礼、伊藤博文、唐人お吉といった実在の人物やエピソードが、大胆にフィクションに絡み、良質のエンタテインメントになっている」
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