生きている限り、人は何事かをなすことができる伊東甲子太郎を慕い新撰組に入隊、後に伊東とともに新撰組を脱退した久留米藩脱藩隊士、篠原泰之進。<br />彼の目を通じて見た新撰組の隆盛と凋落。<br />伊東が近藤たちに暗殺された後、相良総三の赤報隊に身を投じるも、官軍に弊履のごとく捨てられる。<br />しぶとく動乱の日々を生き抜いた彼の疾風怒濤の半生を描く。<br />
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