損料屋喜八郎始末控え
人情の町・深川に巨大安売り市場がやってくる!? 累計65万部の「損料屋喜八郎始末控え」シリーズ最新刊!不況の嵐が吹き荒れる江戸。
上司の不始末の責めを負って同心を辞し、刀を捨てて庶民相手に鍋釜や小銭を貸す損料屋を営む喜八郎の活躍を描く人気シリーズ第4弾。
息子の放蕩振りに手を焼く大店の質屋・小島屋の主は、息子の仕込み喜八郎にゆだねる代わりに小島屋の身代を譲ると言う。
困惑する喜八郎が出した結論は?(「うしお汁」)在所の母が余命いくばくもないと知らされた両替商・近江屋の三番番頭の以蔵。
店の決まりで帰郷できない以蔵に、喜八郎が手を差し伸べる。
(「つけのぼせ」)ある日、深川の広大な旧火除け地で大掛かりな作事が始まる。
どうやら巨大な安売り市場が建てられるらしい。
このままでは地元の店が打撃を受け、人の繋がりも断ち切られてしまう。
大切な町を守るため、頭脳と人脈を駆使して喜八郎が動き出す。
(「仲町のおぼろ月」「にごり酒」「春仕込み」「牛天神」)
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