波止場浪漫
清水次郎長の娘が胸に秘める、運命の恋。
次郎長の末裔である著者が描く渾身の大河ロマン!次郎長の死を境に世情は様変わりし、けん自身にも驚天動地の出来事が襲いかかる。
希望にあふれた日々は暗転。
戦争が始まり、忍苦を強いられる市井の人々、苦界の女たちや子供たちをけんは放っておけない。
二十年前に姿を消した西洋医はなぜ清水に戻ったのか? 次郎長の娘の恋の行方は――。
明治から大正へと激しく動く世相の中で誇り高く生き抜いた女性の一代記、ここに完結。
解説・植木豊
更新中です。しばらくお待ちください。