「どうやって侵入しやがった!」日本橋にある薬種問屋・田島屋が賊に襲われ、番頭が殺され、店の金千二百両ほどが盗まれた。<br />早速「鬼彦組」の面々が現場に駆けつけるが、賊がどのように店に侵入したのか、その手立てが皆目見当がつかない。<br />内部から手引きした様子もなく、外部から侵入したに違いないのだが、途方にくれる鬼彦組の面々……。<br />鳥羽亮の大人気書き下ろし時代小説シリーズ、八丁堀吟味帳「鬼彦組」激闘篇の第4弾。<br />