イギリスの科学雑誌「ネイチャー」に続々と論文を発表。<br />無類の天才学者の破天荒な生涯とは!?奇行のゆえか国内よりは海外での評価が高く、イギリスの「ネイチャー」誌などにさかんに寄稿した。<br />研究分野も多方面に渡り、民俗学、民族学、菌類、粘菌類、藻類などを研究。<br />神社合祀に反対し、国と対立したが、昭和四年の和歌山への天皇行幸の折にご進講をつとめ、学者としての生涯に輝かしい履歴を加えた。<br />解説・多岐祐介