千石社シリーズ
野球もサッカーもとんと知らない私がどうしてスポーツ雑誌編集部に!?ドラマ化で人気の〈千石社〉シリーズ、次なる舞台はスポーツ誌。
子供の頃にスイミングスクールに通っていたものの、ある事情で遠ざかり、以来スポーツとは無縁で過ごしてきた目黒明日香。
出版社勤務三年目にして青天の霹靂で総合スポーツ誌「Gold」編集部に異動となる。
戸惑っていても仕事はどんどん降ってくる! 今日は野球場へ、明日はバスケットコート。
競技場ばかりでなく、選手たちの日常のトレーニングやランニング風景も追いかける。
やがて見えてくるオリンピックという、スポーツに関わるすべての人にとっての祝祭――。
人はなぜスポーツをするのか。
なぜ自分だけでなく、人がスポーツに打ち込む姿に心動かされるのか。
日々の取材を通じて、自分なりの答えを探す明日香。
そして、かつて共に泳ぎ、夢を追いかけた幼馴染たちが今もオリンピックを目指しているかもしれないと知り……。
『プリティが多すぎる』でティーン向けファッション誌に配属された男性編集者の困惑と奮闘を、『スクープのたまご』で週刊誌編集部に配属された新人女性記者の東奔西走を描いた著者が、オリンピック・イヤーを前に贈る、爽やかなスポーツお仕事小説。
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