10人の豪華執筆陣が〈怪異〉をテーマに描く、奇譚アンソロジー。<br />暑い日になぜか起こる奇怪なある出来事、風鈴の音が呼び覚ますもう一人のわたしの記憶、死んだはずの母が見えるわたし、病院から届いた友人のSOS、旧いブザーを押す招かざる客……。<br />それは不思議な夢か、それとも妄想か……。<br />あなたが見ている世界は本物ですか? 極上の奇譚小説をあなたに――。<br />