芥川・直木賞の記者会見や様々なショー。<br />連綿と紡がれる人生模様。<br />ラストに新章を加筆した完全版。<br />井上靖、三島由紀夫らの小説でも描かれ、コーちゃんこと越路吹雪は多忙ながら東京會舘でのショーには永く出演した。<br />1970年代はじめに改装。<br />平成では東日本大震災の夜、帰宅できない人々を受け入れ、その翌年には万感の思いで直木賞の受賞会見に臨む作家がいた。<br />そして新元号の年、三代目となる新本館が竣工する。<br />解説・出久根達郎