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三国志

後漢という時代は、ひとの美質のなかで、「孝心(親孝行)」を至上とした。
能力よりも徳を重視し、頭脳よりも心を尊重する国家がつくられた。
184年に始まった「黄巾の乱」により、王朝の礎が揺らぐ中、後漢の理想を体現する名臣たちが輩出する。
大将軍の何進、劉備の師である盧植、曹操を支えた荀イクなど7人を描く、宮城谷昌光の「三国志」シリーズ。
解説・湯川豊目次何進(かしん)朱儁(しゅしゅん)王允(おういん)慮植(ろしょく)孔融(こうゆう)皇甫嵩(こうほすう)荀イク(じゅんいく)※この電子書籍は2018年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。




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