小舞藩シリーズ
少年剣士の清々しい友情と成長を描く、あさのあつこの新たな代表作。
’小舞(おまい)藩’シリーズ、第二弾!第一弾「火群(ほむら)のごとく」から4年。
16歳になった林弥は無事に元服の儀を済ませ、名実ともに新里家にとっての当主となる。
義姉の七緒に密かな想いを募らせる林弥だが、真実を告げることはできず、また理不尽な兄の死の真相も、いまだ掴めずにいた。
そんななか、江戸に出ていた透馬が、樫井家を継ぐために小舞藩へと戻ってくる。
ふたたび政争に巻き込まれようとする透馬は、家臣として林弥を重用することを決意するが……。
山河豊かな小舞藩を舞台に繰り広げられる、傑作青春時代小説。
解説・杉江松恋※この電子書籍は2019年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
更新中です。しばらくお待ちください。