警察小説の新鋭・鳴神響一の新シリーズが開幕!鎌倉山にある豪邸の書斎で文化勲章も受章した蘆名盛雄が、死体で発見される。<br />そして、謎の死を遂げた文豪の遺作「稲村ヶ崎の落日」の原稿が消えた――。<br />神奈川県警捜査一課の吉川元哉がコンビを組まされたのは、幼なじみで鎌倉署刑事課の小笠原亜澄。<br />年下なのに小生意気で口うるさい亜澄だが、抜群の推理力で、これまでも共に難事件を解決してきた相棒だ。<br />ふたりは事件を解決できるのか?