別冊文藝春秋
◆新連載◆・高田大介「エディシオン・クリティーク」第一話 ディレッタント、近世を解く失われたテクストの復元に勤しむ文献学者・嵯峨野修理(さがのしゅり)。
紙切れ一枚も彼の手にかかれば謎の宝箱に早変わり。
『図書館の魔女』著者による知的探索ミステリー、開幕!◆連載小説◆・河野裕「愛されてんだと自覚しな」[最終回]・朝倉かすみ「よむよむかたる」・冲方丁「マイ・リトル・ジェダイ」・二宮敦人「サマーレスキュー ポリゴンを駆け抜けろ!」・夢枕獏「ダライ・ラマの密使」◆エッセイ◆・櫻木みわ「湖(うみ)をわたって」ひとつところに根をはり静かに暮らす――そんな生活に憧れていたはずなのに、私は気付けば船に飛び乗っていた・麻布競馬場「麻布競馬場 誕生前夜」◆レビュー◆・波木銅「ゲームレビュー 人生は夜間飛行」・白石直人「世界を見渡すためのブックガイド」[第2回]「ソ連」という国があった◆インタビュー◆作家の書き出し Vol.21 取材・構成 瀧井朝世・河さき秋子どうしたって家族に向ける感情は、千々に乱れる。
老父を介護し、人生に惑う主人公に投影したものは――著者に訊く・荒木あかね『此の世の果ての殺人』◆対談◆・柊子(俳優)×若松節朗(監督)「書くことが演じることに、演じることが書くことに?がる」◆ロングエッセイ◆・藤田真央「指先から旅をする」・稲田俊輔「食いしん坊のルーペ」[第7回]小生、蕎麦を語る[第8回]ホルモン奉行、卒業。
・高田大介「異邦人の虫眼鏡 Vol.7 フランスで運転免許を取る」
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