無常観のなかに中世の現実を見据えた視点をもつ兼好の名随筆集。<br />歴史、文学の双方の領域にわたる該博な知識をそなえた著者が、本文、注釈、現代語訳のすべてを再検証。<br />これからの新たな規準となる決定版。<br />※本文中に「(数字)」が付されている箇所は、各章段末に該当する注釈があります。<br />「注」ご参照ください。<br />