悪人への共感、赤裸々な恋愛、ファッション、祭礼の賑わい――。<br />『梁塵秘抄』に歌われた世界の多様なひろがりを探り、中世の人々を魅了した歌謡の面白さ、楽しさを通して当時の世相を鮮やかに描き出す。<br />※本文中に〔*〕が付されている箇所には注釈があります。<br />その箇所を選択すると、該当する注釈が表示されます。<br />※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。<br />あらかじめご了承ください。<br />