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er-愛執の忘却 囚われた身体と消せない淫欲

「俺のペットになれる?」快楽のみがふたりをつなぐ絆であると信じ調教をする篤。
篤の穏やかな人柄を愛していた妙恵は、与えられる快楽に溺れて愛情を見失うのことを恐れ、篤のもとから逃げ出してしまった。
それから3年たっても、篤に調教され刻み込まれた快楽を体は欲しがり、満たされない日々を妙恵は持て余していた。
そんなときに見つけたのが『女性に究極の快楽を提供する』という【大人倶楽部】の存在。
倶楽部に属するふたりの男たちにめくるめく快楽を与えられる。
しかし満たされることがなく、それどころか自分が求めていたのは快楽そのものではなく篤自身なのだとを思い知らされてしまう――。
勇気を振り絞り本心を打ち明ける妙恵に、篤は「じゃあ、今度こそ……俺のものになれよ」とサディスティックに言い放ち、妙恵を秘密のパーティーに連れ出した。
何組もの大人の男女が交わっている、ホテルのスイートルーム。
そこで篤は妙恵に身に着けるようにとあるものを渡した。
それは――。




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