白と黒の臨界?壊れた彼女の見る夢は?
世界を押し潰し、すべてを無に還す「灰色の空」に蝕まれつつある世界。
「耐盤」と呼ばれる天を貫く巨大な塩の柱に守られ、かろうじて生き残っていた町で暮らすトモヤは、幼なじみのナツミに恋をした。
しかし、平凡なはずのその恋は、罪だった。
彼女が塩の塔を守り、世界のためにその身を捧げる「要の子」だったからだ。
望まぬ陵辱に手を染め、彼女の心を痛めつけなければならない恋。
時には「寝取らせプレイ」として他の男に体を開かせてまで、彼女の心を壊さなければならない恋。
そんな恋が、あっていいはずがない。
「ね、トモ君。
ひとつお願いしていいかな」――犯され、汚され、壊れた彼女は、最期の瞬間、どんな夢を見たのだろう。
滅びゆく世界の片隅で紡がれた、それは愚かな恋の物語。
オシリス文庫では、純愛からアブノーマルまで、過激な妄想を刺激する小説を刊行中。
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