er-甘やかな楔 無垢な乙女は淫靡な愛に囚われる
「優香をしつけないといけないな」秀仁のざらついた舌が、蜜壺のまわりをねっとりと舐めていく。
老舗のコーヒーショップで働く三好優香はCEOの大河内秀仁を心の底から尊敬し慕っている。
大河内家の住み込み使用人として働いていた母が亡くなったあと、大河内家に引き取られ秀仁に、本当の妹のように大切にされてきた。
毎朝、秀仁とふたりだけのコーヒータイムをすごすことが優香の至福の時間だ。
そんなおだやかな関係は、ある事件がきっかけで崩れ、もうひとつ、ふたりだけの秘密の時間が加わった。
唇を強引に奪うキスからはじまり、蜜壺を指で舌でなぶられる。
ときには下着姿で大きく脚を開かされたまま、数時間、ただ見つめられることもある。
甘美で淫らなしつけ。
秀仁のしつけは日に日に激しさを増していき、優香の被虐性を開花させていく。
激しいしつけをされるほど、優香は秀仁をもっと求めるようになり……。
しかしそんなある日、優香は秀仁が見合いをすることを知ってしまい……。
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