サキュバスですか? いえ、記憶にございません。
あくびを噛み殺す日々を送る大学生活。
その帰り道、転んでいた金髪の女性を助け、公園で介抱する。
すると突然彼女は手を重ねてきて、お礼と言いながらHを誘ってきた。
さすがに断ろうとするが、彼女の蒼い瞳に目が合うと不思議と性欲が湧き上がり、そのまま身体を重ねてしまう。
翌日、目を覚ましたのは自宅。
家に帰ってくるまでの記憶もなく、当然隣には金髪の女性もいない。
あれはただの夢だったのだろう……そう考えてバイト先に向かうと、憧れの先輩である美希から、昨夜の公園での行為を訊ねられる。
――あれは夢ではなかった?だとすると、彼女はいったいどこに行ったのか。
そもそも、なぜHを誘ってきたのか?混乱しながら帰宅すると、そこには昨日の金髪の女性がいて……? オシリス文庫では、純愛からアブノーマルまで、過激な妄想を刺激する小説を刊行中。
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