ひみつのメイドさん
「あなたを見ていると、私の中にあるスイッチがカチッて入るの」それほど恋をしているんだ――たったひとりの存在に。
‘答え’を出すのを恐れる麻里子を一途に待つ菅沼。
プロポーズの返答をドレスの完成後と設定したことで、ドレスを作りながら菅沼への気持ちをいっそう強く自覚していくことになる麻里子。
早くドレスを完成させたい気持ちと完成させたくない気持ちに揺れながら「お針子に王子さまは似合わない」と自嘲し、過去の恋愛の経験から自分自身を信じることができない。
だが、友人の高岡に自身の短慮と欠点を指摘され、あらゆる手段でストレートに菅沼へのアタックをする木下のストレートな感情に触れていくうちに、麻里子のなかで変化が生まれ……。
「さぁ、ドレスを着て……私のお姫さま」麻里子の差し出す手に、菅沼の手が重なり、ふたりの関係はあるカタチを作り出す。
クール系人生無頓着OL × シャープなイケメン上司の、男女逆転ラブエロマンス。
ふたりだけしか知らない――お針子と姫(王子)さまが結ばれるお伽話。
「小説家になろう」の女性向けサイト「ムーンライトノベルズ」で実施した第2回次世代‘官能’小説大賞女性部門、《銀賞》受賞作!※「ムーンライトノベルズ」は株式会社ナイトランタンの登録商標です。
更新中です。しばらくお待ちください。