藤野佑斗は社長の氷室に憧れて証券会社に入ったものの、仕事についていけずにやめることになってしまった。<br />落胆し帰途につこうとした佑斗は面接の時にしか会ったことがなかった氷室に最後の挨拶をしようとしたところ、とんとん拍子に氷室の家で猫のお世話係兼家事をすることになってしまった。<br />喜んで仕事についた佑斗だったが猫のアヌビスは気難しく世話に悩むがそのぶん可愛さも増してきて――。<br />