超日米大海戦
太平洋戦争における日本の勝利――この不可能な命題に挑むT大学・太平洋戦史研究会の柳沢海人は、仮想実験によって聯合艦隊を根本から改革。
大艦巨砲主義を捨て、航空戦力を重視した機動部隊の運用で、ミッドウェーに次いでハワイ・オアフ島攻略を成し遂げた。
だが聯合艦隊が激戦で受けた傷は大きく、零戦の後継である新型艦戦・旋風の開発は順調であるものの、艦船の修理には半年もの期間が必要だった。
そして、その間に敵も新型戦艦・空母を続々と就役させてくるはずなのだ。
昭和19年1月、聯合艦隊はハワイを出撃、西海岸に向かう。
だが、ハワイの再奪還を狙った敵の主要軍港はもぬけの殻。
隙をついてロサンゼルス上陸を敢行する攻略部隊だが、そこへ出現したのはスプルーアンス大将の大機動部隊だった。
ついに始まった日米最後決戦――その勝敗の趨勢は!?異才が贈る超シミュレーション戦記、驚異の完結編。
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