流星刀みだら蜜
時は幕末、慶応四年。
倒幕をめざす薩長の東征軍が迫るなか、江戸の西の入口にあたる青梅村の人々は、戦乱の予兆に戦々恐々としていた。
そんなとき、村の百姓の五男坊・甚介は山中の小屋で謎の女刀鍛冶・美百合と出会う。
美百合は百五十年後の未来からやって来たという美少女。
甚介は美百合から流れ星の隕鉄で作った流星刀「冥王丸」を授かり、不思議な力を身につけることになった。
男女の和合と剣技を掌る流星刀に導かれた甚介は、今後、歴史がどう動いていくかを美百合に教わり、戦乱を避けるべく、幕軍と薩摩軍のあいだを取り持つことになるのだが……。
時を駆ける神秘の剣を巡る時代ロマン、完結編!
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