村中茂樹は湯河原にある温泉旅館の一人息子。<br />宿が忙しいときは親の手伝いもする茂樹は高校一年で、もちろん童貞だった。<br />そんなある日、宿にやって来たのは有名女流作家の桐丘美佐子。<br />彼女の世話を任された茂樹だったが、逗留する部屋に呼ばれ、少年の自慰姿を取材したいと言われて……。<br />短編「熟れ肌初体験」を併録。<br />