戦艦大和2020
甦った戦艦『大和』の巨砲によって終結した極東の戦乱から十年。
台湾の併合と国内反乱の抑制を目論む中国は、再び東アジアに混乱をもたらした。
共産党内部の政変をきっかけに、海軍の空母・戦艦群が台湾海峡に進出したのだ。
尖閣諸島防衛のため近海に出動していた海上自衛隊と、すわ衝突かと思われたが、瀬野貢首相の尽力により、辛うじて一触即発の危機は脱した。
一方、フィリピン近海で行なわれていた環太平洋軍事演習(リムパック2020)の実施海域が、折りしも発生した台風によって東シナ海に変更になった。
中台が睨み合う海域にリムパック艦隊が移動したことによって中国の孤立はより鮮明になってしまう。
そんな中、突如中国海軍が日本のタンカーを拿捕。
日本はシーレーン防衛のために、ついに『大和』『武蔵』に出撃命令を下した!宿命の対決に決着をつけ、東アジアの覇権を得るべく『大和』の巨砲が再び吼える。
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