真世界大戦
希少資源である石油の利権を巡って日米が戦った米西海岸大動乱。
それは石油が枯渇する中、北海道に突如出現した大油田によって世界の覇者となった日本に敗戦国アメリカが挑んだ復讐戦だった。
再び日本が勝者となった動乱から七年、今度は北海道が激動に襲われる。
ドイツ・イギリスをはじめとするEU連合とロシアが、北海道を狙って武力侵攻してきたのだ。
折悪しく南方機動演習に出払っていた日本陸海空軍の代わりに、孤軍奮闘する北海道道州軍。
だが、日本軍が主力を欠く隙を狙ったような侵攻作戦の裏には大きな陰謀が…。
未曾有の戦乱の前途に勝者はいるのか?そして、南方から急ぎ取って返す超巨大空母‘大和’の目的は。
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